
大和市 土 地ランキング
2021~2025

駅距離と土地価格 地域別グラフ
国土交通省の不動産売買データを元に、大和市内の各地域ごとに、土地価格と駅距離の関係を散布図にしました。
グラフの青い点は、成約事例の坪単価(価格÷面積×3.305785)を表し、赤線で回帰線(プロットされたデータの傾向を直線で近似したもの)を加えております。
上位となった町名は何れも商業系の高建蔽率・高容積率の地域を多く含む地域の結果となりました。

地価ランキング堂々の1位は大和南エリアとなりました。大和駅東側に接する地域で相鉄線線路の南側、小田急江ノ島線の東側 に位置しており、北側の1丁目、南側の2丁目に分かれています。 1丁目は商業・近隣商業地、2丁目は近隣商業・準住居系地域となっており、建蔽率・容積率が極めて高く、町内全域が駅徒歩15分以内となるため、圧倒的な結果となったようです。

小田急江ノ島線「大和駅」の西側に広がる大きな地域です。 相鉄線の南、江ノ島線の東に位置する1丁目から始まり、反時計回りにぐるりと1丁目~7丁目まで続いています。 駅接続域は商業系、その外周を準住居系、最外周は住居系地域となっており、高建蔽率・高容積率の地域が価格を大きく押し上げ2位獲得となりました。回帰線(赤線)を見る限り駅距離に応じて綺麗に土地価格が下がっていく傾向にあります。

中央林間駅の周辺地域。 小田急江ノ島線の線路を挟んで西側の3丁目と、東側の4丁目は商業系の用途地域指定となっており、線路や主要な道路(緊急輸送道路)に沿った地域は準住居系、その他の地域は住居系が指定されています。駅に近い高建蔽率・高容積率地域ほど地価が高く、駅距離が離れるほど回帰線に沿って低くなり、駅距離による土地価格の変化が大きい地域となっています。

国道467号(藤沢町田線)の東側に南北に広がる地域です。 大和駅徒歩圏に位置しており、1959年に大和町と渋谷町が合併して大和市が誕生したのち、町名の再編成が行われましたが、それまで広域に渡る地名だった深見の台地側一部を切り離し、1966年に町名改称して深見台が誕生しました。国道467号沿いは近隣商業地域となっており、飲食店舗など事業用施設が並んでいます。 町名区域の全域が駅徒歩15分以内となっており、商業系地域を多く含むことから地価も高値安定しているものと思われます。

鶴間は、小田急江ノ島線とオークシティー(イトーヨーカドー、イオンモールなどが入る複合商業施設)との間の地域です。 鶴間駅に接する近隣商業地位と、その南側につながる住宅系地域から成っていますが、同じ住居系でも、低層住居専用地域(建ぺい率40%又は50%、容積率80%または100%)にくらべて高度利用が可能な第一種中高層専用地域(建ぺい率60%・容積率200%)が指定されているため、小さな土地に大きな建物が建築可能となっており、大和市内でトップクラスの地価となっているものと思われます。

小田急江ノ島線の東側、相鉄線の北側に位置する地域です。 相鉄線に接する1丁目から始まり 、時計回りに3丁目まであり、地域の大半を商業地域、近隣商業地域が占めています。それ以外の地域も準住居系(60/200)となっており、土地の高度利用が期待できる地域です。地域全域が駅徒歩12分以内、商業系地域を多く含むなど、ランキング上位安定の要素がそろっています。

小田急江ノ島線と市役所通りに挟まれた地域です。第一種中高層地域と第一種住居地域(ともに60%/200%)が指定されており、住居系の中ではより高度利用が可能な用途地域が指定されています。低層住居専用地域にくらべ、同じ面積の土地に1.6~2倍程度の床面積を持つ建物を建てることができ、地域全体が駅徒歩15分圏でもあるため、その他住協系地域よりも好結果になったものと思われます。

中央林間駅の西側、県道50号(座間大和線)を挟んだ南北地域に位置しており、2010年に下鶴間の一部、南林間3丁目の一部を統合して出来たばかりの新しい町名です。区域全体の1/3をゴルフ場が占め、大半の用途地域は一種低層住居専用地域(建ぺい率50%、容積率80%)となっており緑の多い街並みとなっています。 駅距離が遠い地域を含み、建蔽率・容積率が低いにも関わらず好結果となっており、今後の相場動向が注目される地域です。

東急電鉄による多摩田園都市の一環として、田園都市線の最南端エリアに開発された地域です。
高級住宅地では、必ずしも駅距離が近いほど地価が高くなる訳ではなく、家並みや敷地の解放性、日当たりの良さなどが価格に大きく影響する地域となっおり、グラフでは駅距離に反比例する回帰線(赤線)が現れました。このエリアで土地を購入し新築を検討する方は、建築協定に気を付ける必要があります。

渋谷地域は、小田急江ノ島線「高座渋谷」駅を挟んで、線路と平行する東側の国道467号(藤沢町田線)と線路西側を流れる 引地川との間の地域です。 駅周辺の近隣商業エリア、街道に沿った準住居系エリア、住居系エリアから成り、住居系の多くは第一種中高層住宅専用地域 建ぺい率60%、容積率200%)となっており、高度利用がしやすい都市計画となっています。渋谷の地名は中世に遡ることができますが、町名として整備されたのは1994年~2018年です。水平に近い右下がりの回帰線(赤線)が現れましたが、地域全域が駅15分圏であり、駅距離が地価に与える影響の少ない地域となっているようです。
